ゲキザシリーズ第3弾!「寝言は寝る前に」「芝居」
無事に公演終了致しました。
色々ありましたが、今は良い思い出・・・です。
今回客演して下さった 水野 恭輔さん(劇団Hi-T Growth)、金谷 春来くん(劇団カラス)、 ・岡田 彩希ちゃん(てんてんカルテ)
皆さんと一緒にお芝居が出来て、本当に楽しかったです。ありがとうございました。
そして何より、劇座スタジオに足をお運び頂いたお客様に、心より御礼申し上げます。
パンフに、企画者のご挨拶と、「寝言は寝る前に」の作者、堀尾さんからのお言葉が載っております。
せっかくなので、こちらで紹介させて頂きます!
『寝言は寝る前に』について
「季節外れ」とよく言われるんです、僕の作品。
実は思いっきりクリスマスのお話です。
初演は2月で再演が11月、そして今回も2月・・・
上演時期は真ん中を綺麗に外れていきますね。
でも、それでいいかな、とも思います。
この作品に出てくる人物は皆、どこかタイミングがずれた、
時期外れな人たちですし。
ちょうどいいんです、きっと。
・・・きっと。
作者 堀尾 宣彰氏(劇団Hi-T Growth主宰)より
ご挨拶
本日は、ゲキ・ザ・シリーズ第3弾『寝言は寝る前に』&『芝居』に
お越し下さいまして、誠にありがとうございます。
今回の発起人メンバー、山下と松本と私、この3人で何かやろうと台本探しを
しましたがなかなか見つからず、では短編2本でどうか、と、20年以上前に
ある女優さんに薦められたサミュエル・ベケットの『芝居』に、この機会に
チャレンジしてみようと思い、山下と私は決まり。あとは松本。
ベケットがどぎついので、ピュアな作品と組み合わせてみよう、
ならば、と、私が大好きで普段から癒しとして読んでいる堀尾宣彰氏の短編を
読ませたところ、松本も「是非やってみたい!」よーし決まった!
と、他人様から「何故この2つを組み合わせる」と言われようが
「私の趣味だ、何が悪い」と上演を決めました。
堀尾氏は上演を快諾して下さり、さらにはご自分の劇団員まで紹介して
下さいました。
さて、ベケット事務所への申請も何とか済ませたと思っていた矢先、
「ベケットに2本立ての公演はあり得ない!」と、ベケット事務所からの連絡が。
「別々の公演としますから、通し券だけは認めて!」と再申請し、何とか
「原則的に許可」という形で上演が認められました。
・・・という訳で、休憩が長いのです。
舞台の組み替えも許可を取るための条件で、ご不自由をお掛けしています。
2月本番という訳で、インフルエンザにかかる人は出る、雪は降る、
劇座スタジオは寒い、なかなか試練の稽古の日々でしたが、
ついにこうして上演をする事ができます。
「ゲキ・ザ・シリーズをやりなさい!」と座長のアマチンさんが言って
くれなければ、この企画はできませんでした。
客演の皆さん、我が劇座の協力してくれるみんな、それと、ベケット事務所への
申請文の英訳を、無償で快諾して下さいました藤井奈緒美さん、
本当にありがとうございました。
最後に、本日おいで下さったお客様1人1人に、心からの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
どうぞ最後までごゆっくりお楽しみ下さい。
劇座 西脇 瑞紀
本当にありがとうございました!